富士山世界文化遺産登録記念
今回の富士山世界文化遺産登録を記念して、構成資産の一部やお勧めコースについて紹介します。
富士山信仰に関する構成資産
北口本宮富士浅間神社
日本武尊が祠を建てたとされる、大塚丘に祀られていた浅間明神を起源とする神社。
788年に現在の諏訪の森に遷座したと伝えられている。
富士信仰の拠点。
本宮本殿、東宮本殿、西宮本殿は、建造物8棟(拝殿及び幣殿、惠毘壽社及び透塀、神楽殿、
手水舎(附 棟札1枚)、隨神門(附 棟札1枚)、福地八幡社(附 棟札2枚)、諏訪神社拝殿、
社務所(附 棟札1枚)、(附指定)灯籠 1基)いずれも国の重要文化財に指定されている。
北口本宮富士浅間神社 〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田5558番地
℡0555ー22ー0221
金鳥居
御師町の入口に立つ富士山信仰のシンボル。富士山の一ノ鳥居。
扁額には「冨士山」と書かれており、鳥居をくぐると御師の町となります。
御師旧外川住宅
国指定重要文化財。主屋は、1768年建築で、御師住宅最古。当時の富士山信仰の様子を知ることが出来る。
※御師の家は、富士山に信仰のために登山する人々に自宅を宿坊として提供し、祈りをあげ、
富士山信仰を広める役割を果たしていた。
御師の家の入口には、2本の石の柱が立っている。
富士山頂の信仰遺跡群
富士山頂には噴火口が八つあり、その周囲には八つの小高い峰がある。
火口に沿って鳥居、神社、寺院、仏像など宗教関連施設が造られてきた。
平安時代に富士山への信仰登山が開始されると、多くの登山者は山頂で御来光を拝んだり、
火口部にあたる内院に鎮座する神仏を拝んで、賽銭をしたり宗教施設等を巡拝する
「お鉢めぐり」を行った。
今でも御来光を拝むことや、お鉢めぐりは現代の登山者にも受け継がれている。
富士山世界文化遺産おすすめコース
安心定額コース
富士山文化遺産を知るには、北口本宮富士浅間神社や、富士山世界遺産センター(旧:山梨県立ビジターセンター)を
巡る安心定額コースがおすすめです。詳しくは、こちらから。